風水と風水アイテム
風水とは、読んで字のごとく、『風』と『水』の学問です。『風』とは、悪い気を防ぎ良い気を招く。『水』とは、恵みと財を得る。わかりやすく言えば、運気は『風』に乗じて(運ばれ)、『水』によりくぎられる(留まる)ということです。これは良くも悪くもどちらにも作用するものです。
日本はもちろんアジア諸国では、古来より宮廷や社を建てるときには風水を重んじて建立されてきた長い歴史があります。更に今現在では日本よりも欧州の方が盛んなエリアもあるほど風水が広がり続けているのは、風水の技法を取り入れて成功した例が後を絶たないからかもしれません。大富豪には必ずといって良いほどお抱えの風水師がいるくらいです。
風水には「場所」にまつわる四原則と言われるものがあります。その四原則の理想の地を「四神相応の地」と呼びます。いわゆる「パワースポット」(龍穴)といわれる場所で、健康・財・仕事・家庭運などのあらゆる運気が上がるといわれています。
※ちなみに流派にもよりますが、現存する日本のお城の中では、熊本城もこの中の一つに当てはまる良い城と言われています。
初めて風水に興味を持たれた方には少し難しいかもしれませんが、わかりやすく言いますと、「環境が運を決める」ということです。住まいや職場の「環境」をいかに良くするかということです。それには、理想の風水環境を土地から見つけることですが、これだけ土地開発や近代化が進んだ現代では至難の業です。もし、そのような理想の地を見つけたとしても、そこの住人は(知ってか知らでか)運気が良く何事にも恵まれているので、引っ越すことは先ずありませんから、誰かがその土地を手にすることは困難でしょう。
参考までに、現在、日本国内で一番大きなパワースポット(龍穴)がある場所は、三重県の伊勢神宮といわれております。また、京都の平安京などは代表的な「風水上、理にかなった地」で、有名な歴史上人物、陰陽師・阿倍清明の関係書物にも記されています。かの徳川家康も風水を駆使して江戸に幕府を開き、徳川家が長らく続いた事は誰もが知るところです。
話を戻せば、現代では簡単に見つかるものではない「風水上理想的な環境」を「入手する」にはどうするか?
場所(土地)が難しいならば、個々の家や会社単位で理想的な空間や環境を生み出せばよいのです。この際に「風水の知識」と「風水グッズ」が必要になります。
例えば、代表的な風水グッズである『四神』を使えば、家や会社の中に理想的な「四神相応の地」を作り出すことが可能となります。
- 東—「青龍」
- 西—「白虎」
- 南—「朱雀」
- 北—「玄武」
この4つの神獣から成る『四神』の置物を配置するのはひとつの例ですが、住環境や仕事環境を整えることが環境学である風水の基本となります。また、風水を活用する上で「方位の把握 」は大基本となりますので、先ず方位を把握し、用途に合わせた風水グッズや植物、家具や枕の位置などで風水環境を整えることが運気の改善につながります。
風水にはたくさんの流派・改善法が存在しますが、アクルでは比較的、誰でも取り組みやすい手法からお勧めしています。
参考までに現代に伝わる代表的な流派を申し上げますと、
- 三合派
- 玄空派(三元派)
- 八宅派
- 紫白九星派
など、屋外環境判断を活用するものから、建築時期を考慮したり、住む方の生まれ年をみたりなど、様々な観点からの方位活用術まで、それぞれすばらしいものがたくさん存在します。
代表して4つをあげましたが、ほぼ共通して言えるものは「方位」がとにかく大事という事です。
アクルでは、グッズ販売だけでなく、間取りの吉凶判断(家相)も行っております。恋愛や仕事、健康などの「運気」は、風水環境を整えることでいくらでも改善ができます。先ずは何から始めれば良いのか?などお気軽にご相談頂ければと思います。